またまた作った、Milkeyway6(改)

20みなさん、こんにちは。

1130ユニットを使った、50MHzトランシ-バ-を、また製作しました。
多少、ユニットの内容を変えています。

1)VFOは、si5351Aではなく、中華DDSユニットを使っています。
  41MHz台は、少し苦しいのですが、LPFを沢山使って、スプリアス対策を
  試みています。
  結果は、ユニットだけよりも、当然良くなりました。
2)トランスバ-タ-部の回路を、変更してみました。
  現在の物は、JA1AYO/丹羽さんがCQ誌などに公開していた形の物です。
  そこで、BPFタイプにしたらスプリアス的に良いのでは思い、変更しました。
  結果は、スプリアス特性は、多少の改善かほぼ変わらないようです。(TinySAに
  て)
  BPFを、7Kコイルで行ったため、Qが低く特性が出ないのと、損失が増えたので、 
  結果的に2SK241はやはり必要でした。
  ここをトロイダルコア-で作れば、もう少し特性が良くなると思います。
  ただし、結構面倒になります。

  また、現在の物は出力が、100mW以下となっています(実測時)
  100mWを達成したくて、TRを2SC2053にして、NFBアンプをやめて、
  昔からあるただのアンプにしました。
  結果は、Ic=40mAほど流して、100mWOUTが達成できました。
  しかし、TRの発熱が結構あり、放熱シ-トを貼り付けて、多少の放熱を試みていま 
  す。
  次に出てくる、FETリニアンプとの組み合わせですが、出力に100mWもいらなく
  ATT(-3dB)を入れて著度良いぐらいだったので、それほど出力にこだわらなくて
  も良かったようです。

3)現在は、2SC1971を使い、実測で1W以下となっています。
  やはりもう少し、パワ-が欲しかったので、FETアンプを作りました。
  先に書いたように、50mW程度のドライブで、4Wが出ています。
  やはりFETは、パワ-があります。
  ただし、アイドリング電流を、0.5~0.6mAほど流す必要があるので、放熱器を
  秋月の大きなものにしました。これでも、連続での送信時は、熱くなります。
  どうもこの、FETの大きなアイドリング電流は、なじめませんね。

今考えているのは、VFOに2点間の、スキャン機能が付けられないかと思っています。
50MHz帯は、運用局がそれほど多くないので、自動でバンド内をワッチ出来たら
楽になるかと思います。
どのように、具体化するか考え中です。 

後はケ-スへの実装ですが、たぶん今年中には、できると思います。
何台か、同じものを作っていると、結構モチベ-ションが上がりません。
性能が、みんなほとんど同じなののも、理由の一つですね。 

user.png JE1AHW/内田 time.png 2025/11/15(Sat) 17:14 No.20
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