パワ-計の表示はメ-タ-が楽です。
パワ-計に関する話が、続きます。
現在、手掛けているパワ-計の表示は、デジタル表示としました。
しかし、これが意外と面倒で、昔からあるラジケ-タ-を使った方が
楽に製作できます。
と言うのも、抵抗の両端の電圧を整流してパワ-を得る方法は、
どうしてもリニアに値が変化しません。
良く分からないのですが、ダイオ-ドの特性が関係しているのでしょうかね。
メ-タ-式のパワ-計を見ると、パワ-が大きくなる方向で表示が詰まっています。
これを、デジタルで表示させるには、一工夫が必要になります。
ソフト上で合わせるのですが、これが結構面倒で、なかなか精度が出ません。
昔のラジケ-タ-のメータ-ですと、そのパワ-の時の針に位置を
プロットするだけで、パワ-計ができます。
どのように変化しても、その場所を何Wと書きこめばいいわけです。
また良い点は、アナログ変化を表すわけで、デジタルの様に1bitで急に
値が変化するようなことがないのが、良いです。
わずか1bitの変化ですが、次の表示値が、中間がなく急に変化します。
メ-タ-は、連続して変化するので、どこでもプロットできます。
ずっとやってみていて、気が付いた点です。