みなさん、こんにちは。
久々の、書き込みになります。
アマチュアの自作ですが、時々スキルアップしたくなる時が、あります。
それは、必要と言うより、好奇心が動機となっている場合がほとんどです。
最近は、またまたですが、パワ-測定に関して、実験、試作をしていました。
パワ-測定は、身近な物ですが、これがなかなか曲者で、小電力になると
測定した値に自信が持てず、本当かどうか自信がなくなります。
終端型パワ-計ですが、
1)測定する周波数によって、同じパワ-なのだが表示が異なる
2)小電力(100mW台)になると、ダイオ-ドの壁に当たり、表示された値の
信頼性が低くなる
問題点はこれだけですが、これにてこずって山籠もりとなりました。
FCZ研究所の「QRPパワ-メ-タ-」に回路を見て、ざっとバラックで組んでみて様子を見ると、どうも上記の様な問題が有りそうです。
1W以上のパワ-は、結構誤差があっても、いろいろとパワ-計が出ているので、それほど気になることはありません。
しかし、QRPとなり、100mWや、1Wと言うと、なかなか測定できるものが
無く、本当にその値の出力が出ているか、確信が持てないものです。
解決策は、もういろいろなHPにて、公開されていますが、
1)周波数特性には、-20dBカップラ-などを使い、ダミ-ロ-ドのライン
とのアイソレ-ションを取ることでした。3-50MHzまで、同じパワ-を
とぽしたとき、ほぼ同じ値が表示できました。
2)ダイオ-ドの壁には、AD8307を使う事が、一番簡単な対策でした。
dBmを測定して、Wに変換します。
今まで、これらの回路をHPにて見ていましたが、あまり興味も持てず
そのままでしたが、自分でやってみると、いろいろと意味が分かってきて
なかなか面白いテ-マだと思います。
実は、パワ-測定の泥沼にはまった直接の原因は、2SC1971のパワ-
アンプキットを出した時、1W出ると言いながら、手元の測定では1W弱
だったため、測定環境の不備を感じたことが、始めでした。
先ほどのAD8307を使ったパワ-計で、改めて測定したところ、やはり
現状では、1W弱(0.8Wぐらい)でした。
しかし、2SC1971のアンプは、ちゃんと100mWで押すと、1Wは出ます。
つまり、トランスバ-タ-部のアンプ部の出力が、100mW出ていなかったのが、原因だったと分かりました。約、80mWちょっとでした。
初め測定した時が、まずかったのですね。100mWと信じてしまいました。
1Wを超す越さないの所で、モヤモヤしていましたが、原因が分かりすっきり
しました。
現在の「Milkeyway6」のままでは、1W弱で運用するしかありません。
対策としては、2SC2851動作を見直して設計しなおすか、石を変えて
(2SC2053)見るしかないと思います。
50MHz帯では、2ステ-ジはかなり苦しく、やはり3ステ-ジ構成で行くのが
無難なようです。
現在製作した「DPM-8307]に関して、また後日UPしたいと思います。
このパワ-測定は、まだまだ話があり、追って話したいと思います。
電力は二乗なので1.54倍の値になりそうです。
5pではなく2pの方が合うと思います。