Libra7050で気が付いたこと

104皆さん、こんにちは。

Libra7050の受信テストをしていますが、いくつか気が付いた点を述べてみます。

1)受信周波数が、世間の運用周波数と合わない。
  通常、受信周波数は、フィルタ-のセンタ-周波数ではなく、
  BFO周波数の位置で表すことが多いようです。
  LSBでしたら、センタ-周波数から-1.5KHz離れた位置。
  USBでしたら、センタ-周波数から+1.5KHz離れた位置。
  となります。

  Libra7050(それ以外の受信機も同じですが)は、
  周波数表示が、VFO周波数-センタ-周波数で、表しています。
  これだけでも、1.5KHzほどずれています。

  今までは、USBまたはLSBの片側モ-ドのみの受信機が
  今までの対策は、ソフト上で補正して合わせていました。

  今回USB/LSBの2モ-ドなので、各モ-ドでの補正が必要に
  なります。しかし、8ピンのPICでポ-ト数が足りないので、
  モ-ド変更を検知するポ-トが作れません。
  つまり、各モ-ドで、受信周波数がずれている状態になります。

  これを解消するには、ピン数が多いPICを使う事です。
  これはソフトだけではなく、基板から作り直さなければなりませ
  ん。また、ケ-スへの実装時、他の基板を外さないと入れ替えられ
  ません。

  なんか、面倒くさいので、受信周波数に関してはこのままいくこと
  にします。
  私は、この受信周波数のずれですが、聞こえている所がすべてだっ
  たので、あまり気にしていません。人によっては、かなり気になる
  方も多い様ですが・・・・。

自作機で、すべてに対して完璧に作るのは、かなり大変です。
自作機は、いい加減な所がオリジナリティ-だと思った方が、良いと思います。(こう書くとと、理由は分かりませんが、怒る人がいるものです。昔のおおらかさが、懐かしいです…。)

2)ビープ音がなく寂しいです。
  先ほど書きましたが、PICが8ピンの物で、ビ-プ音を出す、
  セラミックは温帯を付けるポ-トがありません。
  どうもスイッチを押した時、音がしないのは、なんとなく寂しいで
  す。また、操作上でも、困るときがあります。
  メモリ-の書き込み時と読出し時、普通はLCDに表示しますが、
  今回は、ダイアル表示の周波数カウンタ-を使ったので、表示が
  できません。(本当は、できるのですが、やはりポ-トが足りなく
  カウンタ-へのデ-タが送れませんので、表示できません。)

CYTECでの、ビ-プ音の採用は、結構早かった思います。
タクトスイッチの様に押すだけのスイッチを使う場合、音がないと
なんとなく、気持ちが悪いです。

3)メモリ-のチャンネルは、もっとあったほうがいいですね。
  2バンドにしたので、受信周波数のメインストリ-トがかなり違い
  ます。やはりメモリ-を使った方が、移動が速く楽にできます。
  これも、8pinPICのせいで、1chとなっています。

どうも先々、VFOを作り直さなくてはならいようです。
今は元気が無くなったので、ぼちぼちと行きます。

今回の受信機で、受信周波数表示に、JF3HZB/上保さんの作られた、アナログ表示周波数カウンタ-を、使わせていただきました。
この場をお借りしてお礼申し上げます。
実は上保さんのカウンタ-は、製作デ-タを公開していますが、実際には
国内よりも外国で高い評価を得ています。
ESP32を使ったものが、人気がありフランスの自作家が、YouTubeに作ったものをUPしています。

73

  
 

  
 

user.png JE1AHW/内田 time.png 2023/09/11(Mon) 16:53 No.104
処理 記事No 暗証キー

- JoyfulNote -