マッチングを改良しました。

158皆さん、こんにちは。

昨日、UPしたトランスバ-タ-の、3SK59への入力部を、
L型マッチングに変更しました。

実は、Ver6の前に、やってみたのですが、BPFのCendの
位置が初期の位置だったので、送受信時のTCの調整位置が違うので
ボツにしました。
今回、Cendの位置を変えたので、もう一度やってみようと思い
やったところ、それなりに使えそうなので、これにしようかと思います。
受信開度に関しては、定量的な測定ではないのですが、聞いた感じでは
トロイダルのステップアップトランスと、今回のL型マッチングでは
同じようです。
ちゃんと測定すれば、違うのでしょうが、聞いた感じで大きな変化がないので、たぶんゲインとしては同じぐらいだろうと、判断しました。

L型マッチング回路のほうが、コイルを巻かなくてよいので、
簡単にできます。
使うコイルは、マイクロインダクタ-を使いましたが、送信に使う
訳ではないので、Qが低くても損失はほとんど感じません。
トロイダルコア-に巻いても良いでしょう。

-・・・-
冨川さんが言われるように、この部分は、送信と受信とで分ければ
簡単にできます。と言うか、いつもの方法ですね。
以前から、BPFの共用ができないだろうかと、考えていたので、
今回この方法に固執してみました。
50MHzバンドで、ある程度の目安が付けば、HFバンドでの
使用はもっと楽になるはずです。(損失、ゲインから見て)

ジェネレ-タ-、トランスバ-タ-、パワアンプ、VFO、
コントロ-ル回路 などが標準化できれば、いろいろと面白くできるかなと思っています。
ただ、今回もやりだすと、凝ってしまい簡単な回路ではなくなりました。代わりに、普段使いの無線機にはなります。

トランスバ-タ部の回路図をUPします。

user.png JE1AHW/内田 time.png 2024/02/11(Sun) 13:28 No.158
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