DP-10Wの活躍。

59皆さん、こんにちは。

DP-10Wが完成したので、当初の目的だった、ORION406TX
の修理をしました。
パワ-があまり出ていないようで、自作したリニアアンプが押せていない様でした。
DP-10Wで見ると、なんと900mWしか出ていません。
以前、キャリアサプレッションを良くしようと、手を入れたのが
どうも裏目に出ているようです。

結局、原因はチョ-クコイルでした。
各所にチョ-クコイルを使っていますが(巻くのが面倒で手を抜きました)何年かの使用で、直コイルが具合悪くなていったようです。
出力のLPFは、2Wと言う事で使っていましたが、熱の為かボケて
いました。
結局、またチョ-クコイルを使用しましたが、形状が大きな物を
各部が直角になるように、ハンダ付けしました。
その他、定数を変えてゲインを増やしたり、余計なゲイン調整用抵抗を
外したりして、2Wちょっとを確保しました。
これで、リニアアンプの出力が、30Wになりました。
これをやるために、DP-10Wを使ったのです。

今頃ですが、dsPSN送信機において、MIX&VFOユニットの
出力レベルが、0dBmと記載されていますが、ここは10dBmの
間違いでした。
私自身これを信じて、パワ-アンプの出力が小さくなっていました。
2バンドパワ-アンプは、10dBm入力で、2W出ます。(7MHzで)
お詫びして、訂正いたします。(何年もたってしましました・・・。)


現在、DP-10Wのキットを5set作ろうと準備しています。
もともと需要が少ないと思いますし、LED表示器が高くなったので
在庫の関係で、少数生産します。
基板は、CYTEC製(私が作った物です)になります。
外注するのが面倒なので・・・。
寒いので、基板製作は、まだやっていません。
近々、上市できると思います。

最近の近況報告も含めてでした。
si5351Aを使ったBFOユニットの開発を始めました。
回路図だけでも。

user.png JE1AHW/内田 time.png 2023/02/04(Sat) 16:59 No.59
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