皆さん、こんにちは。
おなじみのsi5351Aを使ったVFOは、いろいろな物が公開されて
いますが、BFO発振器は、あまり製作例がないようです。
ここの所、Orion406TX(dsPSN送信機)と、Libra7000受信機のトランシ-ブ操作ができるようにと、手直しをしていました。
この場合、いろいろと問題が出ます。
1)PSN送信機のIF周波数は9MHzですが、実際にはsi535
1のリファレンス発振の25MHzの誤差で、ピッタリとした
周波数にならない。
2)受信機のラダ-型フィルタ-の中心周波数が、ピッタリ9MHzと
ならない
以上の理由から、トランシ-ブ操作時には、BFO周波数を変えて
キャリブレ-ションした時、送受信周波数が合うようにしなければ
なりません。
そこで、急遽BFOの製作となりました。
今回、2種類を製作してみました。
1)モードは、USB,LSBのどちらか固定です。
BFO周波数を微調整できます。
その周波数は、メモリ-に入り、その周波数で立ち上がります。
2)モードは、同じく固定です。
周波数の調整は、外部のVRを付けて、VXOの様に調整します。
この状態が、送信機とのCal動作になります。
メモリ-はなく、立ち上がり周波数は、ソフト上で決め打ちと
なっています。
BFO周波数は、可変しても、スイッチを押すことで、基本の
周波数に戻ります。
このVXO動作は、簡易RITとなります。(セパレ-ト時)
この様なBFOを製作してみました。
画像フォルダ-に、一部のデ-タをUPしました。
ラダ-型フィルタ-を使用した場合、USBを得るBFO周波数は
簡単にVXOで得られますが、LSBが欲しい時のBFO周波数に
合うクリスタルはなかなか入手できません。
この様なとき、今回のBFOは、上側の周波数を発信させられるので使えます。
この様な場合は、タイプ1の、メモリ-付きのほうが良いです。
フィルタ-のセンタ-周波数がずれていても、一度合わせれば後は
問題なく使えます。
時間を見て、いくつかの周波数のhexファイルをUPしたいと思います。