自作ディップメ−タ−の製作概要      JE1HTM/八木 ------------------------------------------------------------------------------- 1.ケースは写真のようにアイデアルのNO8というものです。3面しかありませんので アルミの平板を寸法に切断してコ字型に折り曲げ先端部分を10mm角ぐらいの3方 にタップを切った金具で止めてパネルにしています。 大きさが手頃、安価で側面がないので組立が楽です。なおラジデパの地下のケース屋 さんにL金具の先端にタップを切ったものがありましたのでこれで止めてもよいと思 います。 2.コイルは10mmベークパイプを使い、端子は2mmの銅棒の先端を玄翁で平らにつ ぶして(要練習)2mmの穴をあけ一点ねじ止め、エポキシ接着剤併用です。 コイルの端子は1.5mmの穴を若干さらって1.5mmのねじ(ホームセンターで 入手可能な一番細いねじ)で止めています。 3.コイルソケットはたぶんサトーパーツのTJ10です(写真赤と青)このソケットは 接触部分が直線状と円弧状がありますが円弧状を使っています。 4.ダイアルはラジデパ3階のバリコンのあるお店で30mmのバーニア?用の平たいつ まみを買って、ねじの西川へ行ってツマミ裏のスペースの深さにあうスペーサを3個 選びエポキシで接着します。 5.回路はハムジャーナル79およびCQ別冊アンテナノチューニング技術を参照し、特 に後者のシュミレーション通りFETは2SK83で350マイクロFSのラジケー タを約6倍電流増幅し、ゲート抵抗は100Kです。 6.電源はケース裏面外側のホルダーに単三4本で、555のDコンの3Vを加えて9V を発振回路へ5V3端子を介してFカウンタへ送っています。 7.Fカウンタは無料のAVR−BASCOMを使いJA9TTTさんのサイトの通りで 551のプリスケーラをつけています。液晶表示器は福岡電子から購入した8文字2 行です。アキハバラのaitend’sにもありました。 8.性能ですが裸のLC回路なら10cm離れてもデップするほど高感度ですが固有のデ  ップが多発してRFCをトッカエヒッカヘですが、なれれば測定対象のデップは容易  に判別できます。   自己共振をぴったり抑えられるRFCが課題です。