クリスタル・フィルタ−部の製作                                    Back


「エア−・グ−ス15」の、クリスタルフィルタ−部の製作。

  SSBのトランシ−バ−では、不可欠のクリスタルフィルタ−も、自作します。フィルタ−の形式は「ラダ−型フィルタ−」と言いまして、
  同じ周波数のクリスタルを並べるだけで、SSB用フィルタ−が出来ます。
  ラダ−型フィルタ−の簡易設計ソフト(さくらソフト工房提供)が、AG15製作デ−タと同じ所から、ダウンロ−ド出来ます。
  フィルタ−を製作する場合、同じ周波数のクリスタルでも、メ−カ−が異なったりしますと、クリスタルの電極間容量などが異なり
  同じ特性が出ない場合が有ります。フィルタ−の特性は、「FRMS」などを使用して、測定しておくと安心です。

 
  フィルタ−製作用パ−ツ(一般部品)

 AG15に使用するフィルタ−を製作するのに必要な
 部品一式です。これは、コンデンサ−に一般的な
 物を使用した場合です。
 2mmの、ビス/ナットは入出力端子に成ります。
   左の写真をクリックすると大きくなります。

 
  フィルタ−製作用パ−ツ(チップ部品)

 左の写真は、コンデンサ−にチップ部品を使用する
 場合の部品一式です。基板はディスクリ部品、チップ
 部品共用に成っています。チップコンデンサ−は部品
 のバラ付きが少なく、わりあい良い特性を得ることが出
 来ます。
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  初めにチップコンデンサ−を付けます。

 チップコンデンサ−を使用する場合は、初めに所定の
 場所にチップコンデンサ−をハンダ付けします。
 取り付け方法は、所定の場所に薄くハンダメッキをしま
 す。チップコンを置き、つめなどで押さえ、片方の端子を
 ハンダ付けします。もう一方をハンダ付けした後、改めて
 両端子をハンダ付けします。

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   クリスタルフィルタ−基板、部品実装の様子

 セラミックコンデンサ−とクリスタルを、基板に実装し
  た様子です。チップ部品使用でも、クリスタルの取り
   付け場所は同じです。
 
 
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   入出力端子用の、ビス/ナットを付けます。

 フィルタ−の入出力端子用に、2mmx20mm程度の
 ビス/ナットを基板に付けます。

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   端子用のビス/ナットをハンダ付けします。

 フィルタ−の入出力端子用のビス/ナットを基板の
 ランドにハンダ付けします。

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   スズメッキ線で、シ−ルド/固定します。

 クリスタルのケ−スをグランドへつなぎます。
 スズメッキ線は、写真の様に曲げて下さい。

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   スズメッキ線とケ−スを、ハンダ付けします。

 クリスタルのケ−スと、スズメッキ線をハンダ付けし
 ます。なるべくハンダ付けは素早くして下さい。

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   ●クリスタルフィルタ−の周波数特性の一例

 写真は、普通のセラミックコンデンサ−を使用した
 場合の特性の一例です。

    
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   ●クリスタルフィルタ−の周波数特性の一例

 写真は、チップコンデンサ−を使用した
 場合の特性の一例です。

    
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