VFOアンプ部の製作                                    Back


「エア−・グ−ス15」の、VFOアンプ部の製作。

  VFO発振部の出力は、約0dBm(1mW)程度です。これをミキサ−を駆動するために必要な、+10dBm(10mW)程度に
  増幅するための、増幅ユニットです。
  出力部には、リレ−が入っていて受信時/送信時、出力を切り替えています。また、外部周波数カウンタ−用に、バファ−アンプ
  を通した出力端子を、備えています。ここからの出力を加工して、周波数カウンタ−で読みますと、トランシ−バ−の運用周波数
  を読むことが出来ます。

 
  初めにトリファイラ−巻きのコイルを製作します。

 フェライトビ−ズの、FB801(#43)に、0.3mmの
 ポリウレタン線3本をよった物を、巻きます。
 巻き数は、真ん中の穴を通した数を、数えます。
 4巻きします。巻いた線は、木綿糸などで縛り、そこへ
 瞬間接着剤を垂らし、固定します。全体にフラックスや
 トップコ−トをぬり、線を固定します。
 各線は、写真のようにバラバラにし、同じ色の線同士
 が、向き合うように配置し、線にはハンダメッキをして
 おきます。
   左の写真をクリックすると大きくなります。

 
  VFOアンプ基板に、端子付きハトメを付ける。

 左の写真のように、基板に端子付きハトメを付けます。
 取り付け方法は−−>ココです。 
    

   左の写真をクリックすると大きくなります。

 
  部品の実装を、上から見た様子です。

 FB801のコイルは、基板の所定の位置に実装
 しますと、回路図にある結線に自動的に成ります。
 コイルが動かないように、マジックハンダ/ホット
 ボンドなどで、固定して下さい。
 LPF部に、300pFを使っていますが、コンデンサ−
 を組み合わせて、近い値なら使用できます。

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   FB801トリファイラ−巻きコイル付近の拡大図

 フェライトビ−ズFB801に、トリファイラ−巻きを
 した物を、横から見るとこのように成ります。
 

  
    左の写真をクリックすると大きくなります。

 
   VFO部+VFOアンプ部 出力レベル測定

 完成したVFO発振部と,VFOアンプ部をつなぎ
 出力レベルを、PO−10にて測定している所です。
 この例では、約13dBm(20mW)程出力が有り
 ますが、トランジスタ−、使用部品のバラツキにより
 出力レベルは変化します。おおむね、10dBm(10
 mW)以上有れば,OKです。
 それ以下の場合は、NFBアンプの定数を、多少調整
 しなければ成りません。

     左の写真をクリックすると大きくなります。

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